千葉市
サリンが散布されたとの想定 政府と千葉県、千葉市の大規模テロ対策訓練
五輪パラ控えメッセで対テロ訓練 サリンや爆発物想定 外国人、車いす対応も確認
テロなどの緊急事態に備える「国民保護共同実動訓練」が24日、千葉市美浜区の幕張メッセなどで行われ、国や千葉県、千葉市など約50機関千人が参加し、非常時の連携を確認した。幕張メッセが競技会場となる東京五輪・パラリンピックを2年後に控え、外国人対応や車いす利用者の救護なども盛り込んだ。
訓練は国民保護法に基づくもので、県内での実施は2007年以来2度目。スポーツの国際イベント中、屋内の客席で猛毒のサリンが散布されて多数の死傷者が出た上、付近のビルに爆発物が仕掛けられたとの想定で行われた。
車いすの被災者を救護する消防隊員=24日午前、千葉市美浜区の幕張メッセ
サリンがまかれると「逃げろ」と声が上がり観客が一斉に出口に向かい、警察官が車いすの観客らを落ち着かせながら避難誘導。防護服を着た千葉市消防局の隊員や自衛隊員らと連携し、ぐったりとした被災者を次々と救出・救護。体に付着したサリンを除染したり、治療の優先順位を決めるトリアージの手順を確認した。
県警の爆発物処理班は、遠隔操作ロボットを使い、爆発物が入ったと見立てたリュックサックを緊張感を保ちながら丁寧に処理。避難所では、通訳による外国人への英語・中国語による対応も行われた。
訓練に参加した森田健作知事は「関係機関の連携が良かった。万が一の事態に備えたい」と気を引き締めた。幕張メッセは東京五輪・パラリンピック
で、レスリングなど計7競技が実施される。
2020年東京オリンピック・パラリンピックの競技会場となる幕張メッセで24日、政府と千葉県、千葉市による大規模なテロ対策訓練が行われました。国民保護法に基づく24日の訓練は、国際スポーツイベントの開催中にサリンが散布されて多数の死傷者が出た上、付近の建物に爆発物が仕掛けられたという想定で行われました。
警察や消防、自衛隊など50機関から約1000人が参加し、多数のけが人を救出したほか治療の優先順位を決めるトリアージや除染の手順を確認しました。また、不審物が見つかったワールドビジネスガーデンでは、県警の爆発物処理班がX線を使用して爆発物が入っていると見立てたリュックサックを慎重に回収し、現場は本番さながらの緊張感に包まれました。東京オリンピック・パラリンピックで計7競技が行われる幕張メッセは、不特定多数の人が集まるいわゆる「ソフトターゲット」とされ、テロ対策の強化が求められています。
本日、千葉市稲毛区黒砂台自宅より依頼を受け、お伺い、車椅子にて
千葉市中央区亥鼻千葉大学医学部附属病院に
通院治療をされ戻りました。